シリーズ万葉集(2)
4月の桜・5月のGWが終わり、だんだん暖かくなってきました
少し前までストーブが必要なくらい寒かったのにあっという間に季節が移り変わった感じがします(^^;)
さて、今回は天武天皇と吉野の歌についてです
前回も触れた「吉野の盟約」の際に作ったとされる歌です
淑人乃 良跡吉見而 好常言師 芳野吉見与 良人四来三
(よきひとの よしとよくみて よしといひし よしのよくみよ よきひとよくみ)
『万葉集』巻一 27
ざっくり訳すと「すごい人がいい所だって言ってた吉野をよく見ておきなさい」という感じです
天武天皇、だいぶ吉野好きですねwww
個人的には「よき」と「よし」の繰り返し部分のリズムが心地良くて好きな歌です(*'ω'*)
「よき」「よし」の部分に「淑」「良」「吉」「好」「芳」「四来」と違う漢字を使っているのもおもしろいですね
近鉄吉野駅や宮滝遺跡にこの歌の歌碑があります
ハイキングがてら吉野で万葉集の歌碑巡りというのも楽しそうですね(^-^)
- 2019.05.11