役行者一代記(2)
第七段 諸国開山
諸国巡歴し諸処に霊峰霊山を開くこと、その数知らず
第八段 両鬼折伏
生駒山中の二鬼、役尊に折伏され、付き随ふ。前鬼後鬼是なり
第九段 権現感得
金峯山上にて壱千日参籠し、金剛蔵王大権現を感得す
第拾段 金峯山架橋
鬼神を使役し、葛城金峯の両峰に橋を架けて結ばんとす
第拾壱段 伊豆配流
弟子韓國連廣足、師の法力を妬み朝廷に讒訴して罪を得る
第拾弐段 富士修行
伊豆にては昼間は縛に遵うも、夜は海を渡り富士に飛行す
第拾参段 塔婆建立
役尊の罪晴れ、直ちに母公のもとに還り、報恩謝徳の塔婆建立す
第九段の場面、役行者が「金剛蔵王大権現を感得」した時に桜の木にそのお姿を残しました
それから吉野山は桜の木を御神木として大切にしてきたそうです(・∀・)
今回紹介した「役行者神変大菩薩御一代絵伝」の実物はフロントにて保管しております
お気軽にお声がけください(`・ω・´)ゞ
- 2019.06.30